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評価損とは

交通事故により車両が損傷した場合の損害は、車両の交通事故前の価値と交通事故後の価値との差額としてとらえることができます。
交通事故の被害を受けた車両を修理しても回復することができない機能障害や外観の損傷が残った場合、あるいは機能や外観の回復はあり、その意味での損傷がなくても、事故歴、修理歴のために商品価値が下落することが一般的であることから、車両の評価・価値が下がった場合に、その部分をどのように処理すべきかが問題となります。
これが評価損の問題です。
この評価損をめぐっては、その取扱いが一定していません。
交通事故による被害を受けた車両を買い替える予定や売却する予定がない場合は、その損害が現実のものとはならないので、評価損を認めないという考え方もありますが、修理費に対する一定割合により評価損を認める裁判例も現れてきています。

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評価損の類型

評価損として問題となる場合については、技術上の評価損(機能上のものと外観上のもの)と、取引上の評価損に分けて考えることができます。
技術上の評価損のうち機能上のものは、修理は一応終了したものの、修理に関する技術上の問題から完全には修復することができないために、車両が交通事故の被害を受ける前に有していた機能を含む使用価値が減殺され、それが交換価値の低下を伴う場合をいいます。
技術上の評価損のうち外観上のものは、車両が有している機能は修復することができたものの、外板や塗装面に修理痕が残るために交換価値が低下する場合をいいます。
取引上の評価損は、機能上も外観上も完全に修復されたものの、事故歴、修理歴があるために交換価値が低下する場合をいいます。
技術上の評価損のうち機能上のものについては、これを賠償の対象とすべきであると解されています(大阪高裁平成21年1月30日判決)。
一方、技術上の評価損のうち外観上のものについては、美観が要求される用途に用いられる車種では交換価値が低下することがありますが、美観があまり問題とならないトラックなどについては認められにくいといえます。
取引上の評価損については、認めるか否かについて争いとなる場合が多く、その取扱いも分かれています。

評価損の算定

評価損が認められる場合でも、その評価損をどのように算定するかということについては、様々な考え方があります。

減価方式

交通事故前の車両の時価と修理後の価値との差額を損害とする方式で、技術上の評価損(機能上のものも外観上のものも)の算定は、この方式によるのが合理的であるとされています。

時価基準方式

交通事故直前の車両価格の一定割合を損害とする方式です。

金額表示方式

諸要素(車種、使用期間、被害内容・程度、修理費用など)を斟酌して金額で示す方式です。

修理費基準方式

修理費の何パーセントかを損害と認める方式で、取引上の評価損について多く用いられています。
ただし、何パーセントとするのかについては、裁判例ごとにかなりバラつきがありますが、車種、初度登録からの期間、走行距離、修理の程度を考慮して、20~30%前後の金額で評価損を認めるものが多いといえます。

物損の評価損のまとめ

交通事故における物損の評価損について「しんせん司法書士事務所」がまとめた記事をご紹介します。
■□■ http://www.sase-office.jp/category/1506429.html ■□■
具体的な判例を交えつつ説明しているので、とても分かりやすいページになっています。

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